ブランディングを行う
ブランディングとは、企業の個性・特徴・イメージなどを作っていく様々な活動を指して使われる言葉です。
ブランドというのは、高級なイメージのものだけではありません。
ブランディングは【生活者が商品やサービスの「価値のある差」に共感し、ファンになっている状態】になって頂くために行います。
なので、これからサロンを始めるあなたのファンを作っていくために、どんなブランドにしていくか決めること、ブランディングを行うことが自宅サロンの第一歩になります。
魅力のいっぱい詰まった、あなただけのブランドを考えてみましょう。
あなたのお店のお客様は誰?
まず、ブランディングを行うにあたってあなたがターゲットにしたいお客様を決めることが大事です。
どんな人でもお客様!と思うと、集客は難しくなります。
例えば、ギャルのお客様ばかりのお店を想像してみましょう!
立地は若い子が多い街や、夜のお仕事が多い街、店内は派手な小物、音楽は流行の曲、メニューは派手に繋がるものばかりに揃っているはずです。
そんなお店に、企業に勤めているOLさんが行くでしょうか?
そのお店は、“20代ギャルの女の子達が行きたいな”って思えるお店づくりのブランディングをしていることになります。
そうすることで、“ターゲットの20代ギャルに響く集客・若い子向けのものだけを考えることができる!! ”に繋がるのです。
お店づくりや集客の方法のイメージを絞る事が成功への近道です。
ご自身の得意な施術によって、行いたいサブ的なサービスによってもターゲットは変わってくると思いますので、まずは自分の得意とするメニューやお店のコンセプトも合わせて考えましょう。
ペルソナをつくる
ペルソナとは
ペルソナとは、ターゲット(広範囲での設定)の中のさらに具体的な人物像のことです。
お客様になるであろう架空の人物を作ることによって、その人にどうやったらお店に来てもらうことができて、満足度の高いサービスを提供し、リピーターになってもらうことができるのかを、より具体的に考えることができます。
ペルソナ設定に必要な情報
名前、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル
などを決め、架空の人物設定を行いましょう。
例えば
ターゲット = 20代〜30代、女性、主婦、子育て
とした時のペルソナ設定はこちら
- 縁 美子
- 27歳 女性
- 専業主婦(1児の母) 夫と3人家族
- 中心エリアの周辺地域に居住
- 息抜きは月に2回友達とランチにお出かけをする、オシャレ・料理が趣味
- 情報は基本的にInstagramをチェック、最近は子供のYoutubeを見ることに付き合うことが多い
と具体的な架空人物を作ります。
緑美子さんが好む店内、選ぶであろうメニュー、何を見てサロンを探すのか、など想像ができるはずです。
どうやったら美子さんが自分のお店を見つけるのか、どうやったら来店してくれて、また来てくれるのか。
まず徹底してそれだけを考えると、あなたのお店のブランドができてくるでしょう。
さて、まず自分のお店を作る第一歩、ペルソナを想像して紙に書き出してみましょう!想像して楽しみを膨らませましょう。
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